I-Raf-you

　そもそも巨女とはなにかといえば、読んで字の如く巨大な女性のことである。マンガやアニメ、特撮に、昔からさまざまな作品に登場してきたが、あくまで脇役やワンエピソード出演であり、メインのストーリーに絡むことはあまりなかった。それがここにきて、「good!アフタヌーン」に連載中の『ウィッチクラフトワークス』（水薙竜／講談社）や、アニメ化が決定した『七つの大罪』（鈴木央／講談社）のように、巨女を主人公にしたり、メインキャラクターに据えた作品が増えてきている。一体、何が起ころうとしているのだろうか!?

富士山さんは思春期(4) (アクションコミックス) (2014/07/28) オジロ マコト 商品詳細を見る

　なかでも、『このマンガがすごい！2014』にランクインした『富士山さんは思春期』（オジロマコト／双葉社）では、“マイクロ巨女”の魅力がとことん描かれている。

ウィッチクラフトワークス（７） (2014/07/25) 水薙竜 商品詳細を見る

七つの大罪(5) (講談社コミックス) (2013/10/17) 鈴木 央 商品詳細を見る

　手塚治虫と藤子・F・不二雄、実はこの日本を代表する2人の大マンガ家も巨女マンガを描いているのである。

「大彼女」 発売まであと３日、、じゃないやもう２日！緊張してきました。各・協力書店様に色紙を送りました。これは関西編です。詳しい店舗とかはきっとヒーローズのブログとかに書いてくれるはず？はず。。。 pic.twitter.com/hSAdzq5mJ3

— 矢寺圭太 (@yaterakeita) 2014, 7月 3

米Amazonからはるばると、妖怪巨大女(1958)のDVDが届いたのだった。字幕も無いけど巨大女性もののルーツっちゅう意味で欲しかったのだった。(今探したら普通に日Amazonでも取り扱ってて、動揺を隠せないのだった)った pic.twitter.com/APV6RfkGKS

— 矢寺圭太 (@yaterakeita) 2014, 4月 15